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やっと見つけた肌触り

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薄く繊細な

美しいレースに関しては

過去数万柄のレースを目にしてきたこともあり

早々に決まっていたけれど、

肌に当たる面のコットンは

なかなか

これぞ!というものに行き当たりませんでした。

理由はいくつかあって

1:そもそもそれほど綿生地に興味がなかった

2:綿花を日本でほとんど作っていない(ほぼゼロ)のに

「オーガニックコットン」を前面に打ち出すことは

私の感覚からは遠く感じられる

3:どうやって作られるかも大切だけど、誰が作るかがもっと大切

 

ぼんやりとしたそういう考えを満たすためには

自ら探さないといけないのですが

どこを向けばいいのやら…でなかなか進みませんでした。

和歌山でつくられる

手ごろなWガーゼ生地はふわふわで

洗濯にもしっかり耐えるし

確かに使い勝手はよいのだけど

綿織物独特のぼってり感は

リバーレースの透明感にこれ以上ない組み合わせ!とまで

言えるのだろうか。

ともやもや…

 

しかし、今夏

西脇市の織屋さんで出会ったコットンは

手に取った瞬間に

これだ!と直感を感じるものでした。

特別に細い糸をゆっくりと甘く織りあげた

やわらかな肌触りに

向こう側が透けて見えそうな薄さは

レースと重ねても質感を損なわず、

これまで出会ったどの素材とも異なります。

 

エネルギーが満ちるまでに時間はかかったけれど

その間たくさんの発見や出会いがありました。

そして、その時間がなければ出会うことはできなかった。

今、やっとスタートに立てた気分です。

 

 

 

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